このブログでは検索サイトをテーマにしたりその延長線上でElasticsearchのオレオレ記事を書いていることが多いのですが、ここではのちのちElasticsearch関連で書きたい自説の前段として、Google Analyticsについてメモをまとめたのでそれを貼り付けてみます。
例によって、A4持ち込み可能なカンニングペーパー的なまとめ方です。
ざっくりまとめなので、誤り等あればご容赦ください。
Google Analyticsの管理画面で確認できること
Google Analyticsの管理画面のメニュー等を機能と捉えて、それぞれどのようなことができるか(できそうか)を、A4に書き出ししました。
おおよそ対応する公式Rはこちらです。↓
Google Analyticsの管理メニュー
レポートそのものやディメンションの切り口変更などは通常メニューから成り行きで操作してできるものも多いですが、メニューの一番したのメニュー項目に、「管理」というものがあり、ここで、利用アカウントを追加したり、Google Analyticsの対象とするサイトを追加したりといった、基本設定や運用管理に該当することが可能です。
例えば、ある閾値をこえたら、メールを送信するといったこともこちらで設定します。
「管理」の体系には、アカウント、プロパティ、ビューがあります。
これらは、公式によると
なんですが、
私見では、ビューはまたがり設定ができるので、
のような感じかなと理解しています。
サイト内検索のアクセス統計値の掘り下げができる
ここからが私の中の本題なのですが、Google Analyticsではサイト内検索での利用検索キーワード等に関する統計も取得できます。
★★★ディメンション(もしくはこの場合レポートというのでしょうか)の中に、「サイト内検索」というものがあり、サイト内検索関連のアクセス統計値を掘り下げることができます。「ビュー」の設定の中に次の図のような設定項目があるので設定を行うと、レポートに反映されます。
いつの間に?(というほどもともと詳しくないですが)、というところですがこれは便利ですね。
どちらかといえばこのブログではサイト内検索と検索サイトでいうと後者なのですが、サイト内回遊の視点で見るとどちらも「q=検索ワード」のようなクエリパラメータの世界なので、この点では同じですので、ここにその設定方法と公式Rの該当箇所のリンクをメモっておきます。
公式Rでの設定方法の解説はこちらです。
Elasticsearchなどでは検索動向はサイトのアクセスログやアプリの検索ログなどで分析することになると思います。
検索ログをElastic Stack(kibanaとか)に流し込み分析するのがうまい方法だと思います。
一方、サイト全体を俯瞰する視座も有効ですので、他のコンテンツとの繋がりや、Googleなどからどういう流入による検索行動なのかをあきらかにすることにも繋がるので、やりたいことと噛み合わせが悪くないのであれば、せっかくなので使いこなしたいところです。
検索サイトで(実際は検索サイトでなくてもだが)Google Analyticsを使う前にノルマ的に設定した方が良いことなどメモ
Google Analyticsを利用する前にはいろいろお作法があります。
たまたまこのページにGoogle検索でお越しいただいた方などは、Webサイト構築のおまけ*1のサイト内検索やGoogle Analyticsコンフィグという方もいらっしゃると思いますので、そのような方達(自分のこと?笑)向けに、事前に前捌きしておいた方が良いと私が思ったものを箇条書きにしてみました。
そもそも一番重要な、本来GAで何を分析するか、管理するかというところは各サイトで様々ということもあるのと、ボロがでないように、ここでは除きました。
おわりに
もう少し掘り下げることができたら、あらためての自説を述べさせていただくかもしれませんが、今回はここまで。
*1:言葉が悪いかもしれませんがここでは便宜上の話です。